本格的なオーディオでジャズを聴かせてくれたカフェ 『サテンドール』が、ファンに惜しまれながらも、十数年前に店を閉じました。時を経て『PHONON』(フォノン)というカフェに生れ変ったのが4年前のこと。
ミュージシャンのTOMIYASUさんから聞いて、オープン間もない 『PHONON CAFE』を訪れた時、『サテンドール』の二代目オーナー自ら改装に取組んだというインテリアデザインの素晴らしさに、新しい時代の空気を感じたことを、今でも鮮明に覚えています。
そして再び、今年2月22日に“つつじが丘”へ移転オープンしたことを聞き、さっそく取材させていただきました。
取材の日は天気が良く、フィルムは いつものKodak ROYAL GOLD EX 200 を使いましたが、ノスタルジックな雰囲気が漂う写真に、この紹介記事は日本語ではなく、英字(出来もしないのにね)・・・で編集したくなりました。 例の如く、翻訳ソフトで試してみましたので、こちらもご笑覧ください。(2004.5.2)





窓越しに見える公園は、時間の移り変りとともに光の色を変えるアート。

ゆったりと流れるジャズを聴きながら、木々のそよぎ、公園を走り抜ける自転車や散歩をする人たち

遊びまわる子どもたちを眺めていると、映画のワンシーンを観ている気分にもなれる。

公園から眺める『PHONON CAFE』もまた、一枚の絵。

雨の日は、どんな風景だろうと興味津々です。




『PHONON CAFE』は、箱型の事務所だったところを改装したのだそうです。 公園に隣接という恵まれたロケーションを生かした、借景と光の採り入れ方が絶妙で、木と石と鉄などの自然素材と抑えた色使い、 そして洗練されたインテリア、テーブルに置いた自分の持ちものまでが、不思議と絵になり、オーナーの並々ならぬセンスに、改めて感嘆です。

設計・デザインオフィスを主宰し、グラフィックデザインを主に幅広く活躍されている若きオーナーは、「大好きな『サテンドール』で育った」という二代目で、 その良き時代の空気を継承しつつ、天性のセンスと新しい風を感じさせる 『PHONON CAFE』には、ファンの層も幅広いようです。



美味しい珈琲と、これまた耳に美味しい音楽。どの椅子に座ろうか、どの景色を眺めてみようか・・・と、 好奇心に駆り立てられる要素の多い空間に、友人や仲間たちとはもちろん、一人のティタイムも楽しいものです。
時折の企画展やライブも見逃せません。
ぜひ一度足をお運びください。